【柏市】派遣の3年ルールと無期転換ルール 日払いなどの仕事を紹介する株式会社THビジネスサポート

はじめに

柏市で派遣の仕事をお探しの方はいらっしゃいますか？派遣のお仕事は一般的な雇用とは異なる部分がいくつかあります。派遣で働く前に、きちんと理解しておきましょう。特に大切なものは、派遣の3年ルールです。

2015年の労働者派遣法改正により、派遣期間の制限が見直されました。これによって「派遣の3年ルール」というものが誕生したのです。こちらでは、派遣の3年ルールについてわかりやすくご紹介いたします。柏市で派遣の仕事を探している、現在派遣として働いている方は、参考としてお役立てください。
《営業拠点所在地　千葉県成田市、船橋市、柏市、東京都港区、神奈川県横浜市、埼玉県さいたま市、茨城県つくば市、愛知県名古屋市、大阪府大阪市、福岡県福岡市》

派遣3年ルールとは

派遣3年ルールとは、わかりやすく説明すると具体的に下記のような内容です。

・同じ人が同一組織において働ける期間が就業開始日より3年間
・事業所が労働者派遣社員を受け入れ開始から3年間

3年を過ぎると事業所は派遣社員に対して、雇用安定措置の対応をしなくてはいけません。具体的な内容は下記になります。

“雇用安定措置”とは

・派遣先への直接雇用の依頼
・新たな派遣先の提供（合理的なものに限る）
・派遣元事業主による無期雇用
・その他雇用の安定を図るために必要な措置

 

厚生労働省：平成27年労働者派遣法改正法の概要（https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11650000-Shokugyouanteikyokuhakenyukiroudoutaisakubu/0000098917.pdf）より引用

ただし、派遣3年ルールの対象外となるケースもあります。詳しくは下記の通りです。

“期間制限の例外”

次に掲げる場合は、例外として、期間制限がかかりません。

・派遣元事業主に無期雇用される派遣労働者を派遣する場合
・60歳以上の派遣労働者を派遣する場合
・終期が明確な有期プロジェクト業務に派遣労働者を派遣する場合
・日数限定業務（1か月の勤務日数が通常の労働者の半分以下かつ 10 日以下であるもの）に派遣労働者を派遣する場合
・産前産後休業、育児休業、介護休業等を取得する労働者の業務に派遣労働者を派遣する場合

厚生労働省：平成27年労働者派遣法改正法の概要（https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11650000-Shokugyouanteikyokuhakenyukiroudoutaisakubu/0000098917.pdf）より引用

無期転換ルール（5年ルール）とはどんなもの？

有期雇用契約者を対象とした2012年の労働契約法の改正を、通称「無期転換ルール（5年ルール）」と言います。

しかし、無期転換ルールと聞いても、ほとんどの人がピンとこないでしょう。

無期転換ルールは、雇用される期間が初めから決まっている有期雇用契約者に対し、雇用の安定を目的として作られた法律です。有期契約社員からの申し出により、無期転換できますがそのための要件として条件があります。具体的には下記の通りです。

無期労働契約への転換（第18条）

同一の使用者との間で、有期労働契約が通算で5年を超えて繰り返し更新された場合は、労働者の申込みにより、無期労働契約に転換します。このルールは、有期労働契約の濫用的な利用を抑制し、労働者の雇用の安定を図ることを目的としています。

※通算契約期間のカウントは、平成25年4月1日以後に開始する有期労働契約が対象です。

平成25年3月31日以前に開始した有期労働契約は、通算契約期間に含めません。

厚生労働省：労働契約法の改正について「労働契約法改正のポイント」（https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/keiyaku/kaisei/dl/h240829-01.pdf）

使用者が同じで、更新が1度でもあり、5年を超えて働いていた場合が、無期転換するための条件になります。派遣3年ルールや無期転換について知らずに働いていると損をすることになってしまいます。派遣社員として働いている方はご自身が対象になるのか確認してみましょう。

当社ではこれらの対象になった方には、担当からご案内していますのでご安心ください。